物忘れ外来

ご挨拶

院長末次 正知

認知症は物忘れから始まるものばかりではなく、注意力の変動が目立つ、言葉が出にくくなる、決まりきった生活パターンとなり、それを邪魔されると激高するなど、様々な症状から始まる認知症があります。また、認知症には、てんかんやうつ病が合併することがあります。当クリニックの認知症外来では、それらの鑑別を確実に行うようにしております。

当科について


初診日に、頭部 MRI 検査、脳波検査、神経心理学的検査、血液検査、各種チェックリスト記載などを施行し、なるべく初診日に基本的な治療方向性を絞り込むようにしております。また、必要に応じて総合病院に各種検査(脳血流検査等)の予約を初診日に行っております。
また、当クリニック併設の重度認知症デイケア「ぬくもり」は医療保険対象ですので、認知症の患者さんが、介護保険の認定を受けておられなくても利用可能であるため、デイケア参加を急いでおられる時にも喜んでいただけております。また、現在 COVID-19 の流行のために活動を控えておりますが、下関病院の中山医師が中心となって、認知症カフェ、下関地区の認知症カフェ担当者の勉強会、各地域包括担当者の連絡協議会、家族や地域の人を対象とした交流会や勉強会なども運営しています。
認知症に罹患された患者さんが安心して生活を送れるよう、スタッフ一同奮闘させていただく所存です。

スタッフ紹介

すえつぎ まさとも

末次 正知

役職 院長
専門分野 精神科一般、認知症、てんかん、睡眠覚醒障害
実績/資格 医学博士
精神保健指定医
日本精神神経学会 専門医・指導医・認知症診療医
日本精神科医学会 認知症臨床専門医
米国精神医学会 国際会員・国際フェロー
クロザリル登録医
ひとこと ご遠慮なくご相談いただけますと幸いです。

当院への受診について

当院では患者さんの待ち時間を短縮するため、予約制を導入しています(初診の場合、受付から診察・検査までおおよそ半日かかります)。
まずはお電話にてご相談くださいますようお願いいたします。