ご挨拶

この度、新たにてんかん、パーキンソン病、ふるえ、神経痛の外来を開設することになりました (専門的なことばで機能的神経疾患と言います)のでご紹介いたします。 以下の病気で困っておられる皆様、お気軽にご相談ください。

てんかん

てんかんは大脳の神経細胞が突然異常な興奮をおこして発症する病気です。 てんかん患者さんは人口の1%を占める頻度の高い病気であり、あらゆる年齢層で起こり、近年高齢化とともに患者さんが増えています。 てんかんの発作には全身性のけいれん、1-2分間動作が停止し「ぼーっ」としている発作や体の一部に異常な感覚や運動が数十秒おこる発作があります。 このような発作を繰り返しおこす時にはてんかんの可能性がありますので、ご相談ください。 専門医による診断および薬物治療をおこないますし、難治例は手術で治すこともできます。

てんかん画像1

パーキンソン病

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パーキンソン病という病気は、脳内のドーパミンという物質が著しく低下して発症する病気で、体が固くなり、動作がおそくなります。 また手が震えることもあります。一般的には神経内科で薬により治療しますが、薬の効果が薄れた場合、手術で治療することもできます。 その場合、脳を電気刺激する装置を体内に埋込み、症状を軽くすることができます(大脳深部刺激療法)。 薬の効きが悪くなり,手術療法を希望される場合は、ご相談ください。 また食事のときや字を書く時に手が震えて困るという方は本態性振戦という病気です。 この病気は薬が効き難いので、困っておられる方には手術をお勧めします。 パーキンソン病と同じ大脳深部刺激療法により症状を著明に改善させることができます。

神経痛

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脊髄や脳の病気により腰痛や手足の痛み(神経痛)でお困りの患者さんはおられませんか。 脊髄を電気刺激する装置を体内に埋込み(脊髄刺激療法)痛みを軽くすることができます。

 

担当医師 藤井正美

山口県立総合医療センター 脳神経外科部長

てんかん専門医指導医、脳波・筋電図専門医、定位脳手術技術認定医