12月13日 医療法人水の木会、社会福祉法人水の木会の5施設合同で、虐待防止委員会を行いました。各施設より事例や取り組みの紹介、説明があり、情報共有や意見交換を行いました。
事例紹介では、入浴拒否のある利用者さんへの、「無理強い」ゼロ活動による拒否の解消に向けた取り組みが紹介されました。入浴への「無理強い」を止めることに加え、入浴が気持ち良いことを思い起こさせる声掛けや、冬場に脱衣場を十分に暖めておくことなどが、拒否の軽減につながっているとの報告でした。
また、虐待の疑い事例が発生した場合に、どのタイミングで「通報」するのかを迷う場合は、通報先に相談することもできることなど、職員が研修で学んできた知識を共有することもできました。
報道で虐待のニュースを見る度に心が痛みます。施設はコロナの影響で閉鎖的になりがちですが、合同で委員会を行い、施設がお互いに「施設外部の目」となることで、少しでも開かれた環境をつくり、虐待防止にも役立てていきたいと思っています。